ナポリ(イタリア)

昔から「ナポリを見て死ね!」とまで言われる、イタリア南部の風光明媚な都市。

 

陽気な人々、青い海、青い空、そして美味しい料理。

世界のイタリアに対するイメージは、ナポリが元祖だとも言われています。

 

確かに、ベスビオス山をバックに海岸線が伸びるここの美しい風景は二つとないでしょう。

 

ナポリの名前の由来は、紀元前に建てられた古代ギリシャ人の植民市の名前からだと言われています。

ギリシャ語で「ネアポリス」(新しい都市)といわれ、それが転化したようです。

 

そこは現在では、「スカッパ・ナポリ」と呼ばれる旧市街となっています。

ナポリを知るにはまずここを押さえておきましょう。

ナポリの中の真のナポリです。下町の活気を感じることができます。

 

ちなみにスパッカ・ナポリとは「ナポリを真二つに割った」という意味があります。

直線的に通りがのびていて、街を二分しているからです。

 

ところで、日本人におなじみの「ナポリタン」スパゲッティはここが発祥ではないのはご存知でしょうか。

実はナポリの料理スパゲティ・ナポレターナを模倣して日本人が考案したようですね。

 

ナポリで必ず食べるべきは、ナポリピザの定番「マルゲリータ」ですね。

バジル、トマト、モッツァレラチーズのシンプルで素晴らしいハーモニーを本場で味わいましょう。

 

さて、そろそろナポリのおススメの名所を少しご紹介しましょう。

 

国立考古学博物館


ギリシャとローマ時代の大理石彫刻や発掘品を展示している世界有数の博物館です。

 

歴史の教科書で見たことがある「ダリウスとアレキサンダー大王の戦い」のモザイク画や、「踊る牧神」の彫刻などの本物が展示されています。

 

特に、これらをはじめとするポンペイの遺跡から発掘された実物を見ることができるのが一番のおススメです。

その他も見応え十分ですから、時間を多めにとってじっくり鑑賞されるといいですよ。

 

ポンペイ遺跡


西暦1世紀にベスビオス山の噴火による火砕流と火山灰によって覆い尽くされ、ごく短時間で地中に完全に埋まった都市の跡です。

 

18世紀なるまで発掘されずにいたため、保存状態がとてもよく、その多くは国立考古学博物館で見ることができます。

 

都市が丸ごと埋もれたので、ローマ時代の社会や家庭の様子がそのまま残っていた点でとても貴重な遺跡とみなされています。

 

その他、風光明媚なアマルフィ海岸や、「帰れソレント」で有名なソレントなど、ナポリ周辺にも数多くの名所があります。

 

イタリアに行かれる際は、ナポリにホテルを取って、そこを中心に足を延ばしてみるといいですよ。

 

ナポリの治安について


残念ながら犯罪や泥棒は多いです。軽犯罪だけでなく、凶悪犯罪も多発しているのも事実です。

 

でもよく注意して行動していれば、被害に遭うことはまれでしょう。ナポリを楽しみましょう。