イスラエル

非常に古くて長い歴史をもち、古代イスラエル人やその子孫であるユダヤ人が約1500年にわたり住んでいた地域です。

その当時とほぼ同じところに現在のイスラエル共和国はあります。

 

その歴史


まずイスラエルの歴史をざっと振り返ってみましょう。

 

エジプトを脱出後、西暦前1473年から現在のパレスチナ地域に定住します。

大王ダビデや賢王ソロモンの時代を経て、西暦前607年にバビロニア帝国のネブカドネザル王によって王都エルサレムは陥落し、人の住まない廃墟になります。

その数十年後、ペルシャ帝国がバビロニアを倒すと、ユダヤ人(イスラエル人)は帰還と再建が許されます。

西暦70年にエルサレムがローマ軍によって滅ぼされるまで、ユダヤ人の地としての時代は続きました。

その後、生き残ったユダヤ人は世界各地へ拡散しましたが、ホロコーストを含む幾多の困難を経て、第2次大戦後の1948年に現在の「イスラエル共和国」が建国されました。

 

この国は歴史が非常に長いので、おススメのエリアやスポットもたくさんあります。

 

イスラエル博物館


首都エルサレムには非常にたくさんのスポットがあるのですが、個人的には、エルサレムの新市街にあるイスラエル博物館がおススメです。

館内の第2神殿時代の模型や死海写本館、バイブルランド博物館がとても勉強になります。

聖書の世界をよりよく理解したい方は是非行ってみてください。

 

ヤド・ヴァシェム


おそらくイスラエルを旅先として選ぶような方は、明確な目的があるのだと思います。

ナチスによるホロコーストの悲惨な歴史を慰霊する目的で建てられた「ヤド・ヴァシェム」もその一つかもしれません。

こちらは犠牲者600万人のうち200万人以上の個人名が収められているのが特徴です。

 

また、当時のリトアニアで6000人ものユダヤ人を命懸けで救った日本人外交官 杉原千畝さんを含む、ユダヤ人を救った外国人たちのことも記念されています。

 

その他のおススメのエリアをご紹介します。

 

エリコ


まずは、世界最古の町と考えられているエリコです。

エルサレムから車で40分ほどのパレスチナ自治区内にあります。

現在のエリコから2キロほど離れたテル・アッスルターンが古代の位置だと言われています。

 

エジプトを出て40年を経たイスラエル人が、モーセの後継者となったヨシュアの指導で待望のカナンの地に入って、最初に攻略したのがエリコでした。

 

世界で最も古い町だということですが、確かに地層を見ると横方向の縞々が見えました。

聞くところによると、町が焼けた跡の層とその後の再建を繰り返した時代の層が交互に重なっているとのこと。

この地に流れる悠久の時に思いを馳せることができますよ。

 

ベツレヘム


エルサレムから10キロほどのところにある歴史ある町です。

ダビデの生まれ育った故郷であり、その子孫であるイエスキリストが誕生した場所としても有名ですね。

それに関連した場所や教会もたくさんあります。

 

イスラエルの治安


個人的な感想では、主だったエリアならそれほど危険な感じはしませんでした。

その一方で、たとえば短距離の移動中でも警察から身分証明書の提示が求められることがあります。

パスポートは忘れずに携帯しましょう。

テロへの警戒が厳重なので安心ではあるのですが、不用意にバッグを置き去りにしたら爆発物扱いされ大ごとになったこともあるらしいので注意したいですね。

 

今回はほんの一部を紹介しましたが、まだまだ紹介したいところがいっぱいあるので、機会があったら続きをご紹介したいと思います。